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イギリスのEU離脱、激震の一日

2016年06月24日
大阪梅田、難波からも近い心斎橋のイタリア語スクールCiao amici≪チャオアミーチ≫の谷本です。

驚くべきことでした。接戦ながらも残留と思われていたイギリスがReferendum(国民投票)でEUからの離脱を決定!
今後はフランス、オランダ、スペインなどにも飛び火するかも知れません。
イタリアでもIl Movimento 5 Stelle (5つ星運動)という政党がEUからの離脱を主張しています。

これからのヨーロッパ、そして世界中が今認識を改めることを迫られています。
数々の独立運動の機運、移民問題、至る所で起きている天災による被害、そして経済の停滞。

遠く離れた日本でも本日は日経平均が1300円ほど下落、一時ドル・円が99円台をつけました。現在ニューヨークダウも急落中。
リーマンショックの再来か?と感じられた方も少なくないことでしょう。

愕然としながら、ふと思い出したのです。現在のEUの祖である汎ヨーロッパ運動の基礎を築いたリヒャルト・クーデンホーフ・カレルギー(1894~1972)のお母さんである光子さんが日本人だったことを。

明治時代にオーストリア・ハンガリー帝国の駐日大使だったクーデンホーフ・カレルギー伯爵と恋に落ち、彼に嫁いだ光子さんは当時の日本の尋常小学校しか出ていませんでしたが、渡欧後に猛勉強してドイツ語、フランス語、歴史や数学などの教養を身につけました。

それは生きてゆくためだけではなく、10か国語以上の言語に精通した夫の教養に刺激を受けたから、また自分の子供の勉強をみてあげる時に親として恥ずかしくないようにしたかったからだともいわれています。
当時のヨーロッパの貴族社会の中で差別や好奇の目で見られながらも日本に帰らず人生を全うしたことは想像を絶する苦労と心の強さであったと思われます。

そうです、私たちもこんな時こそ深呼吸し、心を強く持ち≪Parola per parola≫、一語ずつ行きましょう。今すぐに大きな力になれなくても言葉を大切に、コミュニケーションをとりましょう。そして周りの人達に親切でありましょう。

外国語の勉強はその国の文化を尊敬する事、そして自国の文化の素晴らしさを再認識し、双方の文化を愛する事でもあります。
一つ一つの言葉を楽しみながら学んでゆきたいものです。

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